職業訓練20日目 論理回路設計の基本作業(組み合わせ回路設計と順序回路)

組み合わせ回路設計技法

組み合わせ回路

出力がそのときの入力のみで決まる回路。

論理圧縮

論理を簡略化し、回路から冗長な部分を取り除くこと。
→回路のコスト削減や小型化を可能にする。

・論理圧縮で必要な技法

  1. ブール代数の諸定理
  2. カルノー
  3. クワイン・マクラスキー法
ブール代数の諸定理
交換則 A・B = B・A A+B = B+A
吸収則 A・(A+B) = A A+(A・B) = A
結合則 (A・B)・C = A・(B・C) (A+B)+C = A+(B+C)
分配則 A・(B+C) = A・B+A・C A+B・C = (A+B)・(A+C)
等冪性 A・A = A A+A = A
可補束 A・!A = 0 A+!A = 1
有界性1 A・1 = A A+1 = 1
有界性2 A・0 = 0 A+0 = A
0と1 は相補的 !1 = 0 !0 = 1
ド・モルガンの法則 !(A・B) = !A+!B !(A+B) = !A・!B

※ 否定を意味する「バー」が表現できなかったので「!」で代用

加法標準形

論理積を含む論理和の形式になっている論理式。
→真理値表に変換することが可能。