職業訓練10日目 アナログ電子回路(OPアンプ回路)

OPアンプによる演算回路

加算回路

複数の入力電圧を足して出力できる。
出力電圧を求める式:
V{\tiny o} = -(V{\tiny 1} + V{\tiny 2}{\cdots}V{\tiny n})\frac{R}{R{\tiny f}}
→入力電圧が反転・加算されて出力される。

減算回路

複数の入力電圧から、不必要な入力を減らして出力できる。
(回路上の加算回路との大きな違いは、非反転入力端子が直接接地されていないこと)
出力電圧を求める式:
V{\tiny o} = -(V{\tiny 1} - V{\tiny 2})\frac{R{\tiny 1}}{R{\tiny f}}
→入力電圧の差が反転されて出力される。

乗算回路

反転増幅回路の抵抗に、電圧に反比例して抵抗値を変化させる素子を利用する。
例)電界効果トランジスタ(FET)、CdSフォトカプラ
出力電圧を求める式:
V{\tiny o} = -\frac{R{\tiny 2}}{K}(V{\tiny 1} {\cdot} V{\tiny 2})
→入力電圧V{\tiny 1}V{\tiny 2}の積として求まる。
(Kは定数として考える)

除算回路

反転増幅回路の帰還抵抗に、電圧に反比例して抵抗値を変化させる素子利用する。
出力電圧を求める式:
V{\tiny o} = -\frac{K}{R{\tiny 1}} {\cdot} \frac{V{\tiny 1}}{V{\tiny 2}}
→入力電圧V{\tiny 1}V{\tiny 2}の除算として求まる。

OPアンプによる微分積分回路

微分回路

反転増幅回路の抵抗をコンデンサに置き換えたもの。
出力電圧を求める式:
V{\tiny o} = -CR{\tiny f} \frac{dV{\tiny 1}}{dt}
→出力電圧V{\tiny o}は入力電圧V{\tiny 1}の時間微分で表される。

積分回路

反転増幅回路の帰還抵抗をコンデンサに置き換えたもの。
出力電圧を求める式:
V{\tiny o} = -\frac{1}{CR{\tiny 1}} \int V{\tiny 1}dt


でも、そもそも微分積分わかんないや…orz