職業訓練4日目 アナログ電子回路(受動素子と半導体)

うーん、だんだん複雑になってきた。
分からないところが、よくわかんない。
分かる範囲でまとめてみる。

コンデンサ

電荷(電気エネルギー)を蓄える働きを持つ部品。
向かい合わせた2枚の金属板の間に誘電体(絶縁体)をはさみ、電気を蓄える。


Q:導体に蓄えられている電荷 [C(クーロン)]
C:導体の静電容量 [F(ファラド)]
ε:真空の誘電率
d:電極間の間隔
S:電極間の間隔


蓄えられる電荷の量を求める式。
Q = CV [C]

静電容量(コンデンサの容量)を求める式。
C = \frac{Q}{V}
C = \frac{\epsilon}{d}S [F]


直流電流を印加→電荷が蓄積(充電)され、充電が終わると電流は流れない。(回路を切断する)
交流電流を印加→電流が流れ続け、電圧より電流の位相が進む。


Xc:交流電圧を流したときの容量リアクタンス(電圧と電流の比、擬似的な抵抗)[Ω]
f:周波数 [Hz]
C:静電容量(コンデンサの容量)[F]

X{\tiny c} = \frac1{\omega C} = \frac1{2{\pi}{\large f}C}

コイル

電流の変化を妨げる働きを示す。
電線を巻いた形状で、インダクタやリアクタとも呼ばれる。


直流電流を印加→電圧のON・OFFの瞬間、電流が変化する瞬間以外動作しない。(導線と同じ)
交流電流を印加→電圧より電流の位相が遅れ、周波数が高いほど電流を流しにくくする。


XL:交流電圧を流したときの誘導リアクタンス [Ω]
f:周波数 [Hz]
L:インダクタンス(巻線などにおいて電流の変化が誘導起電力となって現れる性質) [H(ヘンリー)]

X{\tiny L} = \omega L = 2{\pi}{\large f}L