ServersMan@VPSにRubyとRailsをインストール

インストールディレクト

そもそもLinuxってアプリをどこにインストールすんのさ、
っていうところから分からない。


ググってみたら、素晴らしい記事を発見。
各ディレクトリの役割を知ろう(ルートディレクトリ編) (1/2):Windowsユーザーに教えるLinuxの常識(2) - @IT


読んだ限りだと、

  • /opt
  • /usr/local

あたりが妥当そうな感じかな。

サーバー上で上記ディレクトリをlsしてみると、
/opt下には、serversmanのディレクトリが、
/usr/local下には、いろいろなディレクトリが。


/usr/local下はちょっと深くて、どこに置いたか忘れちゃいそうなので、
今回は/opt下にインストールしたいアプリをダウンロードすることにしよ。

Rubyのインストール?RPMパッケージの作成?

インストールの仕方もよく分からないのでググってみる。
すると「RPMパッケージを作りましょう」という記事がチラホラ。


えーと、RPMforgeに、Checkinstallに…、うーん。


RPMで管理できれば、ラクなんだろうけど、
Rubyのあとに、Gemsも、他の環境を構築したらそっちも
ってキリがないような。
パッケージ作成時のオプション調べるのも大変そうだし。


ということで、今回はRPMパッケージの作成はパスして、
今度余裕があるときにやってみよ。

今度こそRubyのインストール

// まずはコンパイラ
// GCCだけでもいけそうだったので、とりあえずGCCだけ
# yum install gcc

// 必要なライブラリ
# yum install readline-devel openssl-devel zlib-devel

// Rubyのインストール
# cd /opt
# wget ftp://ftp.ruby-lang.org/pub/ruby/1.8/ruby-1.8.7-p302.tar.bz2
# tar -jxvf ruby-1.8.7-p302.tar.bz2
# cd ruby-1.8.7-p302
# ./configure
# make
# make install

一瞬「えっ」となったのは「tar xvf」で解凍してもできなくて、
よくファイル見てみたら「bz2」だったのね…。
というわけで、オプションに「-j」を追加。


あと、/.configureのときに「--prefix=」を付けてる記事も結構あって
prefixってなに?そもそもconfigureって何してんの?
ということでまた検索。


なるほど、prefixオプションでインストールディレクトリを指定してんのね?


./configure -helpしてみると

Installation directories:
--prefix=PREFIX install architecture-independent files in PREFIX
[/usr/local]
--exec-prefix=EPREFIX install architecture-dependent files in EPREFIX
[PREFIX]

By default, `make install' will install all the files in
`/usr/local/bin', `/usr/local/lib' etc. You can specify
an installation prefix other than `/usr/local' using `--prefix',
for instance `--prefix=$HOME'.

あんまりよく分かってませんがw、
とりあえずデフォルトで、/usr/local下あたりにインストールされるということ?
となると、最初に調べた/usr/local下にインストールされそう!


デフォルトで特に問題ないような気がするので、
prefixオプションは無くてもいいかな、とオプション無しで./configure。


インストールは無事完了。

# ruby -v
ruby 1.8.7 (2010-08-16 patchlevel 302) [i686-linux]

Gemsのインストール

# wget http://rubyforge.org/frs/download.php/70696/rubygems-1.3.7.tgz
# tar -xvzf rubygems-1.3.7.tgz 
# cd rubygems-1.3.7
# ruby setup.rb

で、問題なく完了。

# gem -v
1.3.7

Railsのインストール

# gem install rails

インストール中にエラーが発生。

インストール中のログは保存してなかったので、
消えちゃいましたが、似たような現象に遭遇している人を発見。
http://www.sysgathe.com/2010/11/mac-rails.html


インストール後に「rails -v」でバージョン確認してみたら、
問題無く表示されたので、とりあえずこのままで大丈夫そうかな…?

# rails -v
Rails 3.0.3


でも、インストール最中にうっすら気づいてましたが、
サーバーで動かそうと思ってたクローラー
前のバージョンのrailsで作ってたんだっけ…。


勉強のために、Rails 3で行くべきか、
アンインストールして、前のバージョンを入れ直すか…。


とりあえずこのまま行って、ダメだったら前のバージョンに戻せばいっかな。
あれこれ悩むより、とりあえず前に進もう。